<後編>

朝はまだ雨が降ってなかったけど、いつ降ってもおかしくないくらい大荒れでした。
とにかくパンとコーヒー、バナナをまったり食べました。
気温は高いので服装に迷います。とにかく中にTシャツ、ジャージ、カッパにしました。
みんな中にジャージ着るって言ってたのモトクロスのジャージのことだったのね。
てっきり部屋着のジャージ(スエットかと(;^-^A )
この頃靴下を2枚履くようになりすごくブーツとぴったり感が出てきました。
今までは中で足が動いていつも豆だらけ、血まみれになってました(笑)
なんか出走が慌ただしいです。バタバタでしたが杉×2さんに速くスタートに行った方が良いと言われ、行くともうほとんどのウィメンズはいるようでした。ローリングスタートと言って順番に出る説明を受けていたのでヨユーかましていたんです。
そしてあれよあれよとスタート地点に。4キロほど走った後にフラッグが振られスタートらしいです。
前にFUN−GPの速い順に、次の固まりはレディースばっかり?それにゼッケン順って言ってたのにめっちゃ外側やし。ま〜スタートはもっと先だからかな。

よく分からないけど、まだスタートではなさそうなのでまったり隣の人(910番YZ85のかわいい方でした)としゃべっていた。私たちの後ろの固まりはFUNーGpのDクラスと1周のグループ。
が!!!前の固まりが行くや否や私のいる固まりも一緒に動くではありませんか!約束が違うよ(><;)
そしてみんなの前を通り、慣らし運転が始まったようでしたがさっき横にいた女性はとっくにいない。
しかも後ろの固まりも一緒にスタートしているではありませんか!どういう事か分からずぽかーん状態。
誰かが撮ってくれていた写真を見ると既に最後尾になってる(;^-^A
ローリングスタートの意味が全く分かってなかった。そうこうするうちにもどんどん抜かされてしまったがスタートはまだ先だとのんびりしていました。
蟻んこの行列です(笑)前に何台いるねんw
蟻の行列を抜けるとなんかフラッグ振ってます。
止まって「始まり?」って聞くと「行け〜」って(・ω・)ノえ!女子は一列に並んでここから「ヨーイドン!」とちゃうの????
コースの中は鋭い下りやキャンバー、石の階段など色んなシチュエーションがありました。そう1周目のたぶん2/3くらいまでは一回も転けずに行けたので。
沢山抜かしたし(*´д`*) しかし段々疲れてきます。
握力がなくなりポテっと転けて体力消耗。今日は起こしてくれる人がいないですよ!!!
そしてモタモタみんなのいるところに帰ってきたようでした。
この時は結構余裕もありましたが
「え!まだこれで1周なん?」
これ後2周も行くン???((((;゚Д゚)))

そう、めっちゃ1周が長いんです。
15キロってこんなに長かった?後で見るとFUN−GPは20qになっていたみたいです。
クネクネと同じ所を彷徨っているように思えてなりません。
急な下りも登りも山と違い岩がない、根っこがない、そして何よりもリアブレーキが効く!
信用して下れる、リアも跳ねない!最高のバイクに仕上がってました。
なので登りも躊躇せずに登れたし下りは躊躇したけど何とか降りれました(;^-^A

問題は自分の体力勝負でした。もうヘトヘトですよ。


何でも勝負事に言い訳を持っていくのは好きじゃない。
もし体調を崩していたとしてもそれはその人の実力なんだから。

体調もマシンも最高の仕上がり。強いて言えば普段から体力作りをしていなかったことが敗因といえる。
何が負けか分からないけど、最後まで全力を尽くして走れる体力がなかった。
これがちょっと悔しいかな。正直な気持ちです。
レースなんか出るの嫌いと言っていたふぉ〜んだ♪さん@食パン君ですが酔った勢いでエントリーしてしまい、スタートまでは憂鬱そうだったけど終わってみればこの笑顔。トラタイヤセローでもかなり行けたね!
う●こ道仕込みやもんね(笑)ふぉ〜んだ♪さんは前のバイクにくっついて走ったらこうなったんだって。
私は前が泥で見えなくなったり泥が目に入るのが怖くて、抜かされると泥を浴びせられないように減速してしまった。
レースの中の人は前が見えなくなる恐怖よりもスピードが落ちる怖さの方が勝っているのかな?
オンマウス♪泥んこJrん♪。ケロッピー号最後のラン。
バイクも倒すことなく無難に走ったそうです。
私が転けているときは華麗にカウンターしながら「大丈夫か〜」と声を掛けてくれて有難う!一人じゃないって頑張れたよ。
私は転けて泥んこ。でも楽しかった〜
転けてレバーやステップが曲がって走れなくなるんじゃないかと危惧していたけど、何とか帰れたみたい。
2周でチェッカーだったけどw
途中、ロールオフのゴーグルに泥が付いてポッチリを引こうとするがなかなか場所が見つからず、まして走りながらだったので時間が掛かったよ。嵌めてからちゃんと場所を確認しておかないといけないですね。後、気付くと喉がカラカラでアクエリを飲もうと思ったけど、走りながらこれも不思議と液体が出てこない、吸っても吸っても何も出てこないんです。
やっと吸えたと思ったら気管に入りゲホゲホ苦しかった(><;)
いつもキャメル飲むときはゲロで止まっているか余裕のあるときだから、、、慣れていないと色んな事が難しいと分かりました。後長いコースは工具何か1本持っておかないといけないかな。
2周目からは過酷でした。どんどん体力が無くなり、転けては必死でおこし腕上がりとの戦いでもありました。
それにこの頃なったことがないのに昨夜から緊張のあまりか足が攣っていました。
手も足もパンパンです。でも自分一人しかいないんだよね。
レースって過酷だな。転けている私に思いっきり泥を掛けたり、ちょっと手を踏んでいったり・・・・(′;ω;`)

フェンス側に跳ね飛ばされて、ちょっとしたギャップを越えられないときは後ろでオフィシャルの人が押してくれていたりもしました。足が挟まれているときも2回助けてくれました。有難うございました。
段々ヌタヌタも酷くなりハンドル思いっきり取られたり、草に突っ込んだり、両手離れてハンドルで打ったり・・・
実は散々だったんですよね。もうアカン。もう走られへんと思うと余計に転けます。2周目は何回転けたんやろう。

急な下りもより急に思えてくるから不思議です。モタモタしてると押されます。レースでは普通なのねw

沢山のライダーに抜かされても仕方ないです。もうアクセル開けれません。
そうこうしてると・・・人の声が聞こえてアナウンスが聞こえて目の前をフラッグが・・・
確か2周目だけど。。。?「おしまいですか?」って聞くと「そう!」と言ってくれました。
え!終わったんや!完走したんや!って思うと凄く嬉しくなりました。
GOALにGさんがカメラを持って迎えてくれ、みんなもハイタッチで迎えてくれました。
もう感激!!!このために走っていたんですよね。本当嬉しかった。
リザルト見ると反省点も出てきたり悔しかったりするけど、そんなことはどうでもいい!
この瞬間を味わえただけで出て良かったと思えました。
雨の中応援してくださったみなさん、わざわざ来て下さったみなさん
本当に有難うございました。



一応結果は
クラス順位 8/15
総合順位 272/355
クロスオーバーFUN−GP 4st公道車 66/75
でした!

ヘルカメは何と走った一部始終が撮れていました。
17分くらいあるけど自分的には今までで一番面白い感動の動画だと思います。お暇なときに見てね。


DLKEY:pan
昼からはCOMP−GPの観戦です